この記事ではこんな疑問に対してお答えしています。
- 大卒なのに工場勤務の現場って恥ずかしいのかな?
- 大卒でも工場で勤務するメリットってあるの?
- 大卒の工場のお仕事ってどんな仕事があるの?
世間的な工場のイメージといえば3K(きつい・汚い・危険)を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。
確かに、世の中にはホワイトカラーのお仕事はたくさんある中で、工場のお仕事というのはブラックなイメージを持たれても仕方のない話だと思います。
しかし、昔ながらのイメージとは変わってきていることも事実。
大卒で工場のお仕事をすることは、本当に恥ずかしいことなのでしょうか?
この記事では、実際に工場で働いている僕が、
大卒でも工場勤務は恥ずかしくはない!
ということを伝えていきます。
大卒なのに工場勤務はダメなの!?【恥ずかしくない3つの魅力】
大卒で工場に就職していると周りからは『なんで??』って言われるけど。
大卒で工場勤務は恥ずかしいな・・・。
そんなことはないですよ!
大卒でも、工場で働く魅力はたくさんあるので、一つずつ説明していきます。
出世できる可能性が高い
1つめは!
大卒だと、出世できる可能性が高いので、管理職になりやすいです。
工場の社員は、高卒の割合が多いです。
そのため、大卒というだけで他の社員よりも評価基準が高めに設定されているので、高卒の社員よりも出世ルートに乗りやすいことは確かです!
社会に出たら、誰しもが出世したいと考えるはず。
工場で働くことで、出世できる確率がグーーンと上がるわけです。
メーカーで働くことができる
- 自動車関係(トヨタ、ホンダ、日産、マツダ,,,)
- DENSO
- 日本ハム
工場で働くことのメリットでもありますが、誰もが聞いたことのあるようなメーカーで働くことも可能です。
ましてや、大卒ともなると大手メーカーに就職することもできるので、誰に話しても自慢することもできます!
大手メーカーでは福利厚生が充実しているほか、年収アップ・生活の安定が確保できるので、一般の会社に就職するよりも安定した生活を送ることができます。
大卒の工場のお給料は平均より高め
- 大卒の平均年収は450万
- 高卒の平均年収は320万
◉製造業の年収は建設業に続いて第4位!!
製造業の大卒の平均年収は450万のに対して、高卒の平均年収は320万なので、高卒と大卒の差は130万もの差が開いているわけです。
というのも、先ほども話したように、大卒の方が評価基準が高いことが理由としてあげられるので、同じ工場の中でもこれほどまでの差が生まれてしまうわけです。
製造業の年収も建設業に続いて第4位になるので、世間的にも決して低い年収ではありません。
このことから、大卒で工場で働くことにデメリットが少ないことが見えてくるのではないでしょうか。
大卒が工場で働く5つのメリット
工場勤務が恥ずかしくはないことがわかったけど。。。
大卒で工場で働くメリットってあるのかな?
大卒ならではの工場で働くメリットも知りたいですよね。
ここでは大卒が工場で働く5つのメリットを説明していきます。
手に職がつく
工場で働く大きなメリットとしてはこれ!
『手に職がつく』です!
工場のお仕事というのは専門的なことばかりなので誰でもできることではありません。
手に職をつけることで、給料のベースアップにも繋がりますし、他の工場に転職した時にも自分のスキルが無駄になることはありません。
自分の技術を身につけることで一生物のスキルを身につけたことになるのです。
昇給のベースアップが高い
二つ目は昇給のベースアップが高いことがあります。
幹部候補というのは、基本的には大卒の方の名前が上がりやすいです。
将来的にチームのリーダーに任命されたり、管理職になるのも大卒の社員が優遇されているので、自然と高卒の社員より昇級のベースアップが高くなります。
大卒の社員は高卒よりも少ないこともあるので、一目おかれることも間違いありません。
- 幹部候補に上がりやすい
- 大卒というだけで優遇されている
- 大卒の社員は高卒よりも少ない
大卒という学歴の違いが生かされる
大卒というだけで、周りの社員との差別化を測ることができます。
というのも、工場の社員の半分以上が高卒の社員で構成されているので、学歴の違いだけではなく、大学で学んだことが、そのままあなたのスキルとして発揮されるわけです。
例えば、何気なく提出していたレポートや論文で培ってきた文章力は、大卒のあなたしか経験してこなかったことです。
エクセルを使った資料作成も同じこと。
これらのスキルを活用することで、上司から高く評価されるので、大卒という学歴の違いを発揮することに繋がってくるのです。
- レポート作成で鍛えられた文章力
- エクセルなどの資料作成
- 状況把握が早い
資格がとれる
工場で働いていると専門的な仕事ばかりなので、半分以上は資格が必要になってくる仕事になってきます。
一般的な事務の仕事だと、なかなか資格を取得するタイミングもないと思いますが、会社からお金が出るので、無料で資格を取得することも可能です。
転職の際にも、このような資格をアピールすることもできるので、将来的にも有利になってくるのではないでしょうか。
転職で年収アップが期待できる
別の工場に転職する場合は、大卒の転職者ということで基本給に上乗せされることがほとんどです。
もし、今の工場の年収に不満がある場合は、転職することで年収や労働環境を大きく変えることもできます!
現に僕も転職する前と今の工場では年収を50万以上もあげることができたとで、少しでも不満がある場合はチャレンジした方が後悔しないキャリアアップを実現することができます!
大卒の人は、大企業で働くべき
大卒だけど、中小企業で働いている
大卒の人なら、大企業で働くことをお勧めします。
結論から話すと。
中小企業で働いている大卒の人は、大企業に転職できる可能性が高いからです。
大企業では大卒の採用しかやっていないことも多いことや、採用の難易度が高いことから、大卒の人しか入社できないことがほとんどです。
また、大卒というだけでも優先的に採用される確率が上がるので、高卒の人よりも有利に進めることができます。
このように、大卒で働くことができれば恥ずかしいという気持ちも無くなりますし、誰でも聞いたことのあるような、メーカーで働いているという自信にも繋がってきます。
大卒で工場の現場以外のオススメな仕事
工場で働きことになったけど、オススメな仕事ってあるのかな?
それでは!
大卒の方のオススメな工場のお仕事を紹介するよ!
製品設計
製品設計とは、製品を作るための図面を書くお仕事です。
パソコンのCAD(キャド)という図面を書くソフトを使って寸法を入れたり図形を書いていくので、製図のスキルを身につけることがでいます。
プラモデルで例えると、説明書を作る行程なので、とても重要なお仕事になってきます。
1からものづくりをやりたいという人に向いているお仕事だとおもいます。
自分の書いたものが形になっていくことは、とてもやりがいを感じる瞬間です!
- 細かいことに気が付ける
- 立体物をイメージできる
- 自分の書いたものを形にしてみたい
品質保証・管理
品質保証とはその名の通り、製品の寸法や品質を確認するお仕事です。
工場でできた製品というのは、時に不良品が混ざってしまいます。
その不良品が社内で見つける事が出来ればいいですが、お客様の手元まで流出してしまった時には最悪な自体に陥ってしまいます。
その最悪な事態を未然に防いだり改善することで、会社の品質を保証する、とても重要なポジションになってくるのです。
- 責任感がある
- 細かいところに気が付ける
- 管理するお仕事に就きたい
生産管理
生産管理とは、工場内の生産の日程を調整したり全体のバランスを考えるお仕事です。
工場では機械ごとに特性や生産スピードが異なるので、バランスを整えることは非常に重要なお仕事です。
ある機械にはものすごい量の生産量が組まれているのに、他の機械には全く生産予定が入っていなければ、効率が悪いですよね。
このようなバランスを整えて、生産の納期に間に合わせる事が、生産管理のお仕事になってきます。
- 全体を見通す事ができる
- 特性を見てバランスを筒の得る事が得意
- 管理する事が得意
まとめ【何事も極めれば恥ずかしくない!】
大卒でも工場で働いている社員はたくさんいます。
工場で働くこと自体が恥ずかしいのではなく、世間体を気にしている感情が恥ずかしいのではないでしょうか。
何事も極める事が出来ればその道のプロになる事ができます。
もっと堂々と仕事に打ち込んでいれば恥ずかしいという感情も自然と薄れていくものです。
しかし、それでも恥ずかしいと思うのなら、辞めてしまってもいいではないでしょうか。
あなたに合った仕事は世の中にいくらでも存在するので、気持ちを切り替えて新たなスタートを切るのも一つの手だと思いますよ。