この記事ではこんな疑問にお答えしています。
- 工場勤務は『楽すぎ』・『しんどい』どっち?
- 楽な工場はどんな仕事なの?
- 工場で楽な仕事が知りたい!
工場で働きたいと思っている人が気にしてることは、
工場勤務は『楽すぎ・しんどい』結局どっちなの?
ってことではないでしょうか。
一言に工場勤務といっても、作っている物やサイズ感も違うので、人それぞれ感じ方が変わってくるので判断難しいですよね。
結論から話すと
工場の仕事は仕事内容による!
といことが正しい答えになってくるのです。
工場勤務歴13年の僕が工場勤務の『楽なこと』『しんどいこと』についてまとめました。
工場の仕事内容によって疲労度が全く違うので、その内容について解説していきます。
工場勤務は『楽すぎ・しんどい』結局どっちなの?
結論でも話したように、工場勤務が楽すぎか、しんどいかは、仕事内容によるということです。
工場といっても作っているものも違えば働いている環境も違うので一言に、工場が楽だとは言い切れないことは確かです。
現におなじ工場内でも仕事内容が全く違う仕事をしているので、
どこに配属されるかによって人それぞれの感じ方が変わってきます。
肉体的にきつい仕事だと、しんどいと感じることが多いです。
しかし、軽作業の場合は、楽に感じることが多いですね!
⬇️下の記事では工場勤務のメリット・デメリットをまとめました⬇️
【工場勤務のメリット・デメリット】向いている人の性格まで教えます!
工場勤務が『楽すぎ』と感じるとき
工場勤務が楽だと感じるときはあるの?
まずは工場勤務が楽だと感じる部分を紹介していきます。
工場勤務=ライン作業できつい
というイメージがある人も多いですが、ほかの仕事とは違って楽に感じることもあります!
あなたに合った働き方を見つけられるかがポイントです。
コミュニケーションスキルが必要ない
工場のお仕事というのは、
社外の人と接することが少ないので、接客スキルやコミュニケーションスキルは必要ありません。
ものづくり業界というのは機械と自分のタイマンになってくるので、人間関係のストレスは比較的少ないと言い切れます。
しかし、工場内では社員とのコミュニケーションが重要視されるので、会社の人間関係を構築できるかがもっとも重要になってきます!
マジメに仕事をしていれば必ず周りから評価されます。
最低限のあいさつやお礼は必要です!
部品加工や組み立て作業はやりがいもある
部品の加工や、製品の組み立てはとてもやりがいのある仕事です。
特に組み立て作業はプラモデルを作ることに似ているので、部品を組み立てて1つのものを完成させる楽しさを味わうことができるのも魅力の一つ。
比較的、体への負担も少ないことから、楽に感じる部分も多いと思います。
部品加工や組み立ての仕事は精密な感覚が必要になってくるので、将来的にも無くならない仕事だと思います。
部品加工や組み立ては工場の仕事でもオススメの部署になってきます!
やりがいを持って仕事をすることができますよ!
製品検査や測定は責任感を感じられる
製品の検査や製品測定の仕事とは、出来上がった製品の確認するポジションなので、最後の門番みたいな部署になります。
繊細な仕事なため、女性にも人気な仕事です。
基本的には空調管理のされた静かな部屋で検査は行われるため、マイペースに仕事ができることが楽に感じるのではないでしょうか。
かなり細かい数字まで測定するため、小さなことでも気がつける人が向いています。
精密な測定機を使って測定していくので技量のいるお仕事です。
繊細な人が向いています。
軽作業が多いと体の負担が楽
ライン作業でも組み立てるものが小さかったり、簡単な組み立て作業は体の負担が少ないので楽に感じます。
特に女性のパート社員やアルバイトの方もできるような仕事も多いので、手先が器用な方は気にならないと思います。
電動のドライバーなどを扱うことが多いので、手首が腱鞘炎になりかけることもあるので注意が必要です。
軽量のライン作業や組み立てなら体の負担が少なくやりがいを持って仕事をすることができます。
荷物の搬送や運搬系の仕事は楽に見られる
工場内をフォークリフトや運搬車で品物を運ぶお仕事です。
とても大型な運搬車から小型のものもありますがどれも、ものすごいパワーを持っているものばかり。
1トン〜2トンもの重量物を軽く持ち上げてしまうほどのパワーをもっています。
労働者に対しては体の疲労感はありませんが、工場の中はどこから人が出てくるのかわかりません。
運搬中はとても神経を使うのでなれるまでが大変だと思います。
あとは、座り心地が良くないのでお尻が痛いです。
しかし、ライン作業で働いている人からすれば、とても楽そうに見えてしまうのでよく羨ましい顔で見られますが。
工場勤務で『しんどい』と感じるとき
工場勤務でしんどいと感じることは、どんな時かな?
ここからは、僕が経験した工場勤務がしんどいと感じるときをまとめました。
ここに書いた環境は本当にしんどいものばかりです。
実際に僕も、様々な仕事を経験していますが、
このような部署に配属されてしまうと、本当にしんどいので注意が必要です!
重量物のライン作業
言うまでもなく、重量物を扱うライン作業は本当に辛い!!
まさに地獄そのものです。
仕事を覚えたての頃はライン速度が遅いのでギリギリやっていけますが、慣れてくると、ライン速度を上げられてしまいます。
そうなると体が悲鳴をあげだして、辛すぎて涙が出そうになってくるほど。
単純作業が得意な人でもこればかりはやめたほうがいいです。
特に車業界に多いことが特徴なので、車業界で働く場合は求人をよく確認しないと地獄を見ることになりますよ!
しかし、誰もやりたがらない仕事なため、給料は他の工場より稼げることは間違いないです。
軽量物のライン作業なら負担は少ないですが、
重量物のライン作業は1週間もたない人も多いです。
3交代制の夜勤
3交代制の夜勤は普通の夜勤とは違って格段にしんどいです!
何がしんどいかって、
寝る時間がバラバラになるので体内時計がなくなります。
ちなみに僕が働いていた工場ではこんなシフトでした。
- 8時〜16時
- 16時〜24時
- 24時〜8時
これを見て抵抗感がある人はやめたほうがいい。
特に24時から仕事をするのは本当に辛くて、なんのために働いているのかわからなくなってしまうほどでした。
給料は日勤より割り増しでもらえましたが、もう2度とやりたくないです!
とにかく、給料を稼ぎたい!
という人には夜勤がオススメです。
でも3交代制の夜勤は辛いですよ。
?下の記事は僕が夜勤をやっていたときの心境をまとめた記事になっています。
>>【夜勤はすべてがおかしくなる】工場の夜勤はマジでしんどい
空調管理がされていない工場
空調管理がされていない工場も夏と冬はしんどいです。
特に夏は45度付近まで上がることがあるので、毎年一人は熱中症で病院に運ばれる人が出てしまうほど。
冬も0度付近まで下がってしまうので服を5枚着込んでいても寒いですよ!
これだけ温暖化が問題になってきているのに、空調管理がされていない工場は生命の危機を感じてしまいます。
- 夏➡︎45度
- 冬➡︎0度
夏と冬の温度差は45度になる過酷な環境です。
夏は常にサウナに入っている状態。
残業が多い工場
残業が多い工場もしんどいです!
最近では残業規制などで管理されている工場も多くなりましたが、それでも残業が当たり前の工場もまだまだ少なくはないのが現実。
中でも月40時間以上やっている工場は残業が多い部類に入ると思いますよ!
僕も、前職までは残業が多い工場で働いていました。
残業が多いと精神まで病んでしまいますね。
下の記事は僕が残業150時間を達成したときの経験をまとめたので参考にして下さい。
【体験談】残業時間が月150時間こえる生活とは?【結論】まじでオススメしない
上司や同僚の人間関係が悪い
会社の人間関係が悪いと毎日が辛いですよね。
僕の会社でもマウントを取ってくる先輩がいるので、その人がいるだけでも空気がズッシリと重くなってしまいます。
60歳までキライな人と一緒に仕事をしなければいけないと考えるだけでも本当に気が重いです。
なんだかんだで、
働く環境が悪くても人間関係がいい会社は恵まれています。
前職の工場では人間関係がよかったのでやりがいを持って仕事に向き合うことができました。
下の記事では工場で出会った強烈な人たちをご紹介!!
『しんどい』を『楽』にできるコツ
いま、しんどい仕事をやっているんだけど
「しんどい」を「楽」にできる方法はないかな?
すぐに今の環境を変えることはできませんが、
工場勤務を楽にする方法はあります!
まだ工場で働いていない人でも今から紹介する方法を意識することで、やりがいのある部署に配属されます。
資格を取る
まずは、資格を一つずつ取得してみてはいかがでしょうか。
いまの部署に関係する資格から始めて、希望する部署の資格取得にチャレンジすることで、新たな知識をつけることができます。
向上心を持って働いていることが評価されたら、今働いている環境を抜け出せるはずです。
⬇️下の記事では工場勤務にオススメな資格をまとめました
【工場勤務に必要な資格7選】おすすめ一覧と難易度を解説します。
特別なスキル(技術)を身につける
やはり、特別なスキルを持っていなければ、やりがいのある仕事につくことは難しいです。
その工場にとってあなたにしかできないスキルを身につけることができれば、最前線で働くことができるのでしんどい仕事に回されることがなくなります。
『誰でもできる・簡単な仕事』=『しんどい仕事』
に繋がりやすいのです。
あなただけにしかできない技術を持つことで、より重宝された社員になることができます。
上司に気に入られる
仕事内容やや性格が合わなくて、上司から気に入られていない社員はしんどい部署に配属される可能性が高いです。
よく聞く言葉として、左遷(させん)があげられますよね。
悲しいことに、たとえ仕事ができなくても上司に気に入られていれば、多少なりに優遇される部分が出てきます。
実際に僕の同僚は上司と仲が悪かったこともあって他の部署に異動になってしまったことがありました。
こればかりは、理不尽な話ですが上司に気に入られて損することはないです。
工場勤務の楽で安定した業種
工場の業種で楽で安定な業界はないの?
もちろんありますよ!
3つの業種からまとめたので、その概要を説明します。
紙・ダンボール業界
ティッシュペーパーやダンボール製品というのは、もはや生活には欠かせない製品になってます。
製紙工場というのは、大量の紙類を製造しているので製品の品質自体には大きな精度を要求されることはありません。
作業自体は単純作業が多いので、誰でもこなせることが特徴的。
しかし紙1枚といえども、大量の紙が重なるとものすごい重量になってしまうので、肉体労働の部分あることはデメリットと言えるでしょう。
とはいえ、安定した業績が望めるので、不景気にも強い業界になっています。
このことから、楽な工場としてオススメすることができる業界です。
プラスチック業界
プラスチック業界も、僕たちの生活に欠かせない業界です。
製品のほとんどが機械で製造しているので、製品を機械にセットしてボタンを押すだけという簡単な仕事であることも多いので、楽な業界です。
しかし、プラスチックというのは意外にもシビアに作られていることが多いので、コツをつかむまでは苦労することもおります。
とはいえ、スキルを養うこともできる業界なので、転職する際も仕事に困ることはないでしょう。
電化業界
電化業界は、組み立て業務がほとんどなので、手先が器用な人なら難なくこなせる仕事が多いいです。
その上、部品自体が小さくて軽いので体の疲労も最小限に抑えることもできます。
しかし、作業のほとんどがライン作業になってくるので、繰り返しの作業が苦手な人は苦痛を感じてくるかもしれまえん。
楽な工場の見つけ方
簡単にまとめるとこの3つになります。
働きやすい工場というのは、社員のことを第一に考えた工場のことだと思います。
生産第一の工場というのは社員の定着率も悪くなってしまうので、最終的にはブラック企業になってしまうでしょう。
下の記事は楽な工場の見つけ方や注意点をまとめました。
まとめ:人によって向き不向きは違う
工場で単純作業をすることが好きな人もいれば、創意工夫して考えながら仕事をすることが好きな人もいる。
その人の性格や工場の仕事内容によって環境が違うので、一言に工場が『楽』『しんどい』と判断できないので、あなた自身がどんな働き方をしたいかによると思います。
世の中には様々なお仕事がありますが、
基本的には楽な仕事はないということを忘れないで下さい。