この記事では、こんな疑問に対してお答えしています。
- ライン作業の正社員ってきついのかな?
- ライン作業ってどんなお仕事?
簡単で誰でもできる仕事。それがライン作業です。
しかし、実際にやってみると本当にきつい。
初めてライン作業の正社員になった人でも「きつくてやってられない!」といって辞めていく人も多いのも事実。
工場の仕事の中でも、社員の入れ替わりが激しいことが有名なお仕事です。
では、実際にどんなことをきついと感じているのか体験談にそって説明します。
この記事では、
工場歴13年のひろちきが、ライン作業の正社員についてきついと思うこと、
ライン作業のやりがいまでまとめました!
この記事を読むことでライン作業の全体が見えてくるので、参考にしてください。
ライン作業とはどんな仕事?
ライン作業ってどんなお仕事?
工場勤務のライン作業を簡単に説明すると、このような内容です。
- 流れ作業
- 単純作業
- 誰でもできる
ライン作業とは、ベルトコンベアーから流れてくる製品を、各工程ごとに組み立てていき、ライン作業者全員で、一つの製品を完成させるお仕事です。
自分の持ち分である工程を早く正確にこなし、次の工程に回さないといけないので、ある意味チームワークを要求されることも。
一人でも遅れが出てしまうと、ライン作業者全体に迷惑がかかってしまいます。
人間関係が良好でないとキツく感じてしまうので注意が必要です。
ライン作業がきついと感じる4ステップ
ライン作業ってどんなことがきついの?
ライン作業は、どんなことがきついのか詳しく説明します。
初めてライン作業をやる人が必ず経験することを4つのステップで解説。
ライン作業はスピードが速すぎる
ライン作業のスピードはものすごく早いです。
休む暇もなく、材料がどんどん流れてくるので、精神的にも体力的にも追い詰められしまうでしょう。
初めてライン作業をやる人はスピードを遅くして作業をやらせてもらえますが、慣れてくると全開までスピードを上げられてしまうので、自分の体にムチを打ちながら作業することになります。
ライン作業は体力的にきつい
ライン作業とは、完全に体力勝負な仕事内容です。
重い鉄板を1日に数万回と運んだり。
重い電動ドライバーを変な体勢で、締め込まなくてはいけなかったり。
初心者の方だと、間違いなく筋肉痛にらなって動けなくなってしまうほど。
熟年の社員であっても、ライン作業は体力的にきついといっていました。
ライン作業はメンタル的にきつい
体力的追い詰められてしまうと、徐々に体が動かなくなってしまいますが、それでも機械はとまってくれません。
次々流れてくる製品を目の前にして、心も体もボロボロになるまでライン作業をこなさないといけません。
ライン作業は頭おかしくなる
最終的には頭がおかしくなってしまいます。
なかには、諦めてライン作業を続ける人もいますが、半分以上の新人は病んでしまい、仕事を辞めてしまいます。
それほどまでに、ライン作業という仕事はきついです。
ライン作業をやっててよかったこと
ライン作業のやりがいはどんな時に感じるのかな?
これまで、散々な言い方をしてきましたが、ライン作業にもやっててよかったと思う時があります。
ライン作業で、流れてきた製品を素早く正確に作れたときは自分の成長を感じることができますし、
1日が予定通りに進んで、時間内に終わることができたときは、達成感というか、会社に貢献できたという喜びにつなげることができます。
このように小さな達成感を味わうことができるのも、ライン作業のやりがいになっています。
- 正確で大量に製品を作ることができたとき
- 時間内に終わらせることができたとき
- 仕事の幅が増えたとき
ライン作業に合う性格・合わない性格
ライン作業に合う性格はどんな人なの?
ライン作業とは、合う人と合わない人の差がはっきり出る仕事です。
特に、ライン作業に合わない人にとっては、苦痛でしかないので、絶対に避けたほうがいいでしょう。
しかし、
ライン作業に合う人にとっては、快適に仕事をこなすことができるので、向き不向きがはっきりと出てくる仕事になっています。
ライン作業に合う性格の人
ライン作業では、同じ仕事をこなす上で、「より早く・より正確に」ということが要求されます。
したがって、
同じ仕事をコツコツと続けられる持久力と、与えられた仕事を時間内に終わらせることができる人が性格的には合っています。
仕事をする上で、少しでもやりにくさを感じた場合でも、改善策を提案するだけでも優秀な社員になれるので、
性格が合えば、割と快適な仕事と感じることができるのではないでしょうか。
- コツコツと同じ仕事をこなすことができる
- 一人で仕事をやりたい人
- 与えられた仕事をこなすことが好きな人
ライン作業に合わない性格の人
ライン作業は、一人でこなす仕事なので、人と接することが好きな人はとことん苦痛に感じてしまいます。
例えば、
実験や開発が好きな人。
営業職のような、様々なところに足を運んで、交渉することが得意な人は全く向いていません。
このような人がライン作業についてしまうと、ただの拷問に終わってしまうので、絶対にやめたほうがいいですよ。
- 飽き性な人
- 人と接することが好きな人
- 開発や実験が好きな人
ライン作業から脱出したいなら
ライン作業から脱出して転職したいんだけど。
ライン作業がきついと思ったら早めの転職をお勧めします。
なぜなら、転職とは、年齢を重ねるうちに同じような仕事しか転職先が見つからないことが多いです。
他のスキルも身につきにくいことから、工場のライン作業から脱出することが難しくなってしまいます。
想像してみてください。
50歳になってもライン作業で体を酷使しながら働かなければいけない現実を。
このことから、ライン作業をやり続けることはとてもリスクのあることです。
あなたの人生がライン作業で終わってしまう可能性があるので、少しでもメンタル的にやられてしまっている場合は、今すぐ行動することが大切です。